個人投資家の隠居先の視察① ~ フィリピンネグロス島・ギフルンガン市 ~
こんにちは皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
先に改めて少し自己紹介をしますと、わたしはセミリタイアを目指している25歳です。
今現在は、実家に寄生しながら会社員生活を送っていますが、ゆくゆくは株式投資をベースに、会社員を辞めて暇つぶし程度の労働で生きていくのが夢です。
私は10ヶ年計画を掲げ、密かに実行に向けて行動しています。
具体的には、大きく2つのミッションに分かれます。
①30歳までに2000万円の資産を形成する
②セミリタイア後に属するコミュニティ・仕事を探す
①は個人投資家の方なら、時期や金額は違えど誰しもトライしているものだと思いますが、私は資産形成と同じくらい②を重要視しています。
仮に相場に恵まれて経済的自由を得たとしても、やることがなければ
酷く空虚な余生となってしまうと思うのです。
わたしはコミュニケーション能力に軽微な問題を抱えている上
あまり社会に還元できうる能力も現状無いのですが、
そういったものを30歳までに探しておく必要があると感じます。
「日本のサラリーマン社会」というのは「わたし」が嫌で抜けようとしていますが、
「セミリタイア後のコミュニティ」に「わたし」が嫌がられて排除される可能性もあるのです。
こうした背景もあり、将来の転居先の候補探しも兼ねて、
国内外の旅行をここ3年くらいで定期的に敢行しています。
先日は、4日間の休みを取って、フィリピンのギフルンガン市に行ってきました。
留学していた時に知り合った現地の友人のつてです。
空路がなく、ローカルバスとフェリーを使わないと行けないので、
外国人がたどり着くにはやや難度が高いと言えると思います。
子どもたちの笑顔が素敵です。(掲載許可は頂いています)
電気は最低限、水は川から組んでくる、食料は穀物と家畜でほぼ自給自足です。
日本では、考えられないような生活ですね。
この集落には、全部で7~8軒家がありました。
基本的に、この集落の人たちは仕事をしていないようです。
セブ市まで上京(上セブ?)した若い家族の仕送りを生活の糧にしています。
しかし、恐らく一人当たり一日2ドル以下で生活しているこの集落の人々ですが、悲壮感は全くなく、子どもたちの健康状態も比較的良好に見えました。
一番高齢のおばあちゃんは、この国の平均寿命をはるかに上回る83歳!
隠居先としての判定は。。。。。。A判定(上から目線で失礼)と言えるでしょう。
まず、日本からのアクセスが良い。(片道5時間)
常夏の国ですが、この町は気持ちい汐風がほのかに吹き、冷房いらず。
生活のランニングコストも極めて低そうです。
懸念点としては、やはり仕事がない。
経済的というより、多少なりコミュニティに対してできることを
考えるべきでしょう。
あと、永住するには現地の女性と結婚する必要がありますが、相手がいない。
それと、わたしは都会っ子のゆとりなので、自身で動物を屠殺し、家を修復し、水も汲んで調達してくる彼らの生活になじむには、恐らくかなり努力が必要。
少し真面目に考察してみました。
なるべく働きたくないなどと抜かす男が、フツーの日本人の
両親とうまくやれるはずもないので、結局はどこか別の場所に身を置く必要があります。(実家に生活費は払っているし、騙し騙し仲良くはやってます)
お世辞にも役に立つ記事とは言えませんが、隠居先探しの第一弾でした。次があるかはまだ未定です。
以上になります。